BOAダイヤルが壊れても諦めないで!簡単に格安で修理できます。

はじめに

先日ブログで購入していたFizik Infinito R1のBOAが壊れてしまったので、修理をしてみました。修理にあたり、BOAの公式サイトから交換部品を注文手順と修理手順を説明しています。後、ちょっと思ったこともまとめてみました。

BOAって何?

ダイヤルを回し、ロードバイク用のシューズを緩めたり、締めたりすることが出来る機構です。ワイヤーがシューズを緩めたり締めたりしてくれます。

下の写真がBOAです。ダイヤルを回して、ワイヤーを緩めたり、締めたりして、シューズを緩めたり、締めたりする機構です。

BOA

メリットは、シューズの脱いだり履いたりするのが、とても楽です。後、ダイヤルを回すだけで、締め付けを微調節出来るもの良いです。ロードバイクに乗りながらでも微調節が可能です。一度使うと、ラチェット式のシューズには戻れません。

ラチェット式のシューズ

BOAが壊れた…。

ある日、朝会社に行こうと思って、FIZIK Infinito R1を履こうとしたら、BOAのダイヤルが空回りしてワイヤを巻き取ってくれなくなりました。色々と試行錯誤でガチャガチャとしていたら、バキッ、とダイヤルが割れてしまいました…。どうも力をかけすぎた模様…(;´∀`)

壊れたBOA。手前の左側のBOAが壊れた…。

瞬間接着剤とかで、修理できるかなぁと思って、ネットで修理方法をさがしていたら、なんとBOAの公式サイトで、無料で変わりのBOAを用意してくれる!!!との情報を得る。(公式サイト)

無料だったので、早速注文してみることにしてみました。

ちなみに、壊れた日に呟いたツイート。↓

BOA公式サイトから、代替パーツを依頼

BOAを注文

公式サイトから、代替のBOAを依頼すると、どこのメーカーの製品?、BOAの形状は?、BOAのどこが調子悪い?など、何回か質問をされます。回答をすると、実際に使っているのと同じ形状のBOAを提示してくれます。この後に、配送先を入力すれば終わり。

後日、BOA 注文からご注文ありがとうございます。というメールが届きます。請求金額は、なんと0円です。えぇ、無料ですよ。もうビックリ!!! それか製造単価がめちゃくちゃ安くて、売値がそこそこあるから誤差みたいなものなのでしょうか。

翌日に、BOAから発送完了メールが届きました。

BOAの受け取り

で、Tracking my orderをクリックすると、香港から発送されて、FEDEXがキャリアでした。オーダーをしてから届くまでは、4日くらい。管理人は、月曜日に頼んで、金曜日に届きました。うん、速い。在庫がある時に注文した楽天ブックスより速い!(色々ありました、Twitterを御覧ください)

香港から発送されています。キャリアは、FedExです。海外通販歴は長いけど、FedExは初めてかなぁ。UPSとか、DHLはありますが…。日本国内の配送は日本郵便が対応してくれます。BOAって、BOA TECHNOLOGYって、会社が売っているんですね。社名と製品名が一致している。

封筒を開けると、上の写真のような交換用のBOAが入っています。BOAの中身には、説明書、ワイヤー、BOAの土台(青色。ワイヤーを巻き取る部品)、BOAのカバー(ブラック。手で開閉をするのに使うパーツ)。今回、ワイヤーとブルーの巻取り用パーツは、とりあえず動いているので、交換はしません。交換するのは、外側だけです。

BOAの値段を調べてみた。

BOAが無料なので、気になって、値段を調べてみました。純正品は見つからなかったのですが、シマノ用BOAがAmazonで売っていました。2個で3720円+送料。うん、高い。一個、1860円もするんですね。シマノは、色が特注なせいか、市販されている模様。

BOA交換

取り付けに必要なもの

  • BOA ダイヤル
  • トルクスドライバー T6

BOAダイヤルは、BOAに依頼したら送って貰えます。このセットの中にトルクスドライバーが入っているんですが、貧弱すぎて、トルクスネジを回すことが出来ませんでした。ネジ穴を潰してしまわないように、別途、ちゃんとしたトルクスドライバーを用意した方が良いです。T6を用意すれば、OKだと思います。管理人は、適当に手元にあったトルクスドライバーでネジ穴に合うドライバーで対応しました。HDDのプリント基板をHDDから外して、廃棄するのでトルクスドライバーを使うんですよね。

参考にリンクを下↓に貼っておきます。

交換方法

以下の2ステップのみで、3分くらいで作業は完了しました。

  1. トルクスネジで固定された壊れているパーツ(壊れていなかったら黒いパーツ)をシューズから取り外す。
  2. BOA TECHNOLOGYから送ってもらったパーツ(黒い方)をつけて完了

意外なほど簡単でした。今回は、ワイヤーの巻取りの機構が壊れていなかったので、ワイヤーの交換は必要ありませんでした。買えたのは、手動でワイヤを巻くための黒いパーツだけ。

修理前後の写真を上に貼っていますが、交換したのは、BOAのダイヤルだけです。

今回は、巻取り機能のパーツはしようしなかったので、残りました。

まとめ

出勤前、自宅でBOAがうまく作動せずに悪戦苦闘していたら、BOAを破壊してしまいました。新しいシューズを買わないといけないかなぁと思っていたら、BOAの設計思想とユーザーサポートによって、BOAの交換を無料ですることが出来ました。

今回は、BOAの設計機構も理解できたので、これからBOAが壊れたとしても、修理することは出来そうです。

BOAが壊れてしまって、困ったなぁという方がいたら、一度BOA TECHNOLOGYに交換のBOAをリクエストしてみてはいかがでしょうか。

リクエストは、こちらで出来ます。(BOA公式サイト)

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