畑の害獣対策に電気柵を導入!ソーラー&バッテリーを自作して節約する方法

はじめに

畑にタヌキやアライグマなどの害獣が出てきて、栽培している野菜を食い荒らされてしまうので、電気柵を畑に設置することにしました。トウモロコシは、害獣どもに全部食べられてしまいました。その当時畑ではメロン、スイカを栽培していて害獣たちが好きであろう野菜を栽培しました。これらを食べられると、売上が吹っ飛ぶ以上に栽培するモチベーションが減るので、急いで購入しました。

電気柵関連製品の購入にあたっては、自治体とJAの補助金を使っています。店舗の領収証が必要だったので、その領収書が発行可能な方法で購入をしました。

電気柵のコストと手間のジレンマ

早速電気柵の話にいきます。
電気柵には、主に4つの動力で動きます。

  1. AC電源
  2. 12Vバッテリー (主に車用の鉛バッテリー)
  3. 乾電池
  4. バッテリ+ソーラーパネル

それぞれ良い点、悪い点があります。バッテリーとソーラーパネルの組み合わせが良かった。でも、ちょっと難点がありました。これは、後述します。

AC電源

電力会社の電線から電力を供給する。

(メリット)

  • 安定した電力供給が出来る。電源と接続してしまえば、追加作業なし。

(デメリット)

  • 畑には電気が来ていない。工事が必要。

12Vバッテリー

車用の12Vバッテリーを使って、電力を供給する。

(メリット)

  • 管理が楽。数カ月稼働可能。

(デメリット)

  • 定期的なバッテリー交換作業、および充電作業が必要。

乾電池式

単一電池を使って、電力を供給する。

(メリット)

  • 特に無い。管理人的にはメリット感じない。

(デメリット)

  • 電池交換のコストがかかる。この電池を捨てるのも面倒。12Vで動作させるには、8本必要。

バッテリ+ソーラーパネル

ソーラーパネルからバッテリに電力を供給、充電。
コストが許すのであれば、管理人が一番のオススメ。

(メリット)

  • 電気柵への電極供給管理が楽。

(デメリット)

  • ソーラーパネルの費用が増える。
  • 天気が悪いと、電力不足になる可能性がある。

ソーラー式電気柵を安く自作するための必要機材リスト

電気柵のソーラーパネルとバッテリー接続

畑は基本日当たりが良いので、バッテリー+ソーラーパネルの組み合わせにしました。ただ電気柵が出しているソーラーパネルセットにすると、最低2万円のコストアップになるので、このコストアップを最低限にする手段を取りました。

具体的には、自分でソーラー発電システムを組んで、その電力を電気柵に供給しました。

コストアップを最小限にする方法

コストアップを最小限にする方法として、以下の製品を購入しました。
これが管理人が実際に購入した製品です。

電気柵本体と電力供給システム

  • 電気柵本体
  • ソーラーパネル 25W
  • 12Vバッテリー (# リン酸鉄リチウムイオン型)
  • ソーラー充電コントローラー

これ以外に、電気柵のシステムとして成立させるために以下の製品も必要です。

  • 防獣ネット
  • FRP支柱
  • 電線
  • ゲートグリップ
  • 警告板
  • 防草シート
  • 結束タイ (警告板を防獣ネットに固定するため)
  • 電気柵本体を入れる箱

最後に、電気柵が正常に動作しているかについて、テスタが2種類必要です。

上のテスタは、電気柵が正しく動作しているか確認。下のハンドテスタは、ソーラーパネル周辺の動作確認用に使用します。

電気柵を組んだことがある方だったら、使っているバッテリーについて、疑問に思うかもしれません。通常、電気柵本体は、車の12Vのバッテリーを使うことになっていますが、リン酸鉄リチウムイオン型バッテリーを使っています。ここは、管理人のちゃんとした意図があって、リン酸鉄リチウムイオン型バッテリを使っています。理由は以下の通り。

比較項目鉛バッテリーリン酸鉄リチウムイオン(LiFePO4)
寿命(サイクル数)約300〜500回(約2〜3年)約2,000〜4,000回以上(約10年)
実効容量(利用可能深度)公称容量の約50%まで公称容量の約80〜90%以上
重量・サイズ重く大きい鉛の約1/3〜1/2程度と軽量・小型
放電時の電圧推移放電に伴い12.8Vから11V台へ低下残量わずかになる直前まで約12.8〜13.2Vを維持
充電効率約75〜85%(満充電付近で時間がかかる)95%以上(大電流での急速充電が可能)
自己放電率月に約5〜15%(放置すると劣化しやすい)月に約1〜3%(長期間放置しても低下しにくい)
0℃以下の低温環境氷点下でも充放電が可能放電は可能だが、0℃未満での充電は不可(要保護機能)
安全性液漏れや希硫酸・水素ガス発生のリスクあり熱暴走・発火リスクが極めて低く安全
初期導入費用安価高価
長期コスト(1サイクルあたり)交換頻度が高いため割高寿命が長く交換頻度が低いため割安

鉛バッテリーと、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを比較すると、寿命が長いので、リン酸鉄リチウムイオンバッテリが良い、という判断です。

実際いくら安くなったのか?

だいたい5千円くらいは安くなったと思います。
内訳は、ソーラーパネル付き電気柵が45000円。AC電源付き電気柵が32500円。

管理人は、AC電源付き電気柵を購入し、追加でソーラーパネル周辺のパーツを買い揃えました。

2つの価格をAC電源付き電気柵に加えると、43400円。
1600円しか差額がない…。

ひとつ補足で加えると、追加で買った製品は、セットで使わられているものよりも性能が高いです。

独り言

色々が頑張って安くするようにしましたが、中国製のソーラー発電機能とバッテリー内蔵した電気柵本体を買うのが一番コスパが良いかなぁと思ったりしました。一応、アマゾンのリンクも貼っておきます。

ソーラー電気柵セット自作 キット 12000mAh大容量電気さくセット

害獣からの農業被害の低減として、地元市町村から補助金が降りるのですが、店舗のハンコが付いた領収書が無いと申請はできない、と言われたので、Amazonは使えませんでした。なので、コメリとか、カインズのオンライショップで電気柵周辺の商品を買い揃えました。補助金の上限から出てしまったものはネットで用意しました。

補助金が使える場合だったら、上の方法以外にも、ソーラーパネルと車用バッテリーで成立するセットが出てたりします。これは、リン酸鉄リチウムイオン型バッテリを購入後、このセットを発見しました。