先日、Canyon Ultimate CF SLXのポジションを変えるためにハンドルの位置を下げようとしました。適正なトルクで締めているにも関わらず、プレッシャーアンカーのネジが締まりません。締めてもずっとクルクルと回っている状態です。
話はズレますが、プレッシャーアンカーの役目とは、ハンドル、ステムとフォークを固定するものです。フォークの上側のコラム内に入って、ハンドル、ステムとフォークを固定しています。
これがないと、ハンドルがグラグラしたり、コラム部がカーボンの場合は、カーボンにヒビがはいってしまいます。一部には、軽量化のために、プレッシャーアンカーを入れない人もいるそうです。
問題のあったプレッシャーアンカー…。見づらいけど、亀裂が入っています。
このコラム経が少し特殊で1-1/4 (スーパーオーバーサイズ)を使われています。一般的には、1-1/8を使われているので、1-1/4のプレッシャーアンカーは意外と見つけるのが、困難です。GIANTも1-1/4を使っているので、GIANTに強いショップで見てもらったら、プレッシャーアンカーは入らず…。ネットで情報を漁っていると、1-1/4のプレッシャーアンカーを見つけました。シマノプロから出ているこちらの商品です。
サイクルベースあさひで購入して、これを記事もしています。
早速、これをCanyon Ultimate CF SLXの取り付けてみました。取り付けは非常に簡単です。プレッシャーを締め付ければ良いだけです。
ちなみにShimano Proのプレッシャーアンカーを買う前に、一度Cayon Japanにもプレッシャーアンカーの件を問い合わせてみました。プレッシャーアンカー破損の保証は効かず、ひとつ800円＋送料2000円がかかるとのこと。納期は、ドイツから送るので2週間から8週間かかるとのこと。うん、非常に不便。800円の部品を取り寄せるのに、最大8週間も待たないといけないし、2000円も送料を取られる。スモールパーツくらいは、日本に置いておいて欲しいです。他社と比べて、ロードバイク単体が安いから我慢しますが…
そういうわけで、Canyonで取り寄せると色々と面倒そうだったので、Shimano Proのプレッシャーアンカーに変更しました。作りは、Shimano Proのプレッシャーアンカーの方が素材を含め、良いです。Canyonのは、プラ製で作りが安っぽいです。こういうところで、コストダウンをしているんでしょうね…。
