はじめに
管理人は、足柄峠にとても苦手意識があります。なぜなら、ロードバイクを乗り始めた時に知り合いの方に足柄峠に連れて行かれ、勾配がキツくて、途中でDNF(Do not finish)をしたためです。途中で足ついて、下山しました。それから足柄広域農道とかで近くに行くことは1ヶ月に1、2回あるのですが、どうしても登る気にはなりませんでした。
その時と比べて、体重も10kg近く減ったし、その時よりも走っているので、今回は、気合を切れて、足柄峠に登ることにしてみました。これで苦手意識が克服できれば良いなぁと思ったのもひとつの理由です。
まだ足柄峠を登ったことが無い方のために、心構えを書いてみようとも思っています。
大嫌いな足柄峠について
今回の大嫌いな足柄峠を克服するのに選んだコースは、こんな感じ。
一色橋からスタート。ここまでは南足柄市運動公園から足柄広域農道を使って、この一色橋に出ます。
地蔵堂トンネルを過ぎたあたりまでは、そこまでキツさは感じませんでした。それから先に進むとつづら折りが続くと、心拍はまだ170BPM前半で余裕があるんですが、左の腰辺りが痛み始め、いつ心が折れるかわからない状態で、3kmを登りました。管理人が今まで登ってきた坂で一番ヤバい坂でした。平均勾配は10%を超えています。
勾配のエグかったつづら折りの写真は、ヒルクライムで四苦八苦したので、写真撮影をし忘れました…。
一番困ったのは、つづら折りで後ろから来た車が困りました。この場合道を譲るために勾配の一番キツイ内側を登らないといけません。ダンシングを駆使して、上りましたよ…。そうしたら、その車の後ろにいたバイクに乗った男性にいいねをされて少しだけテンション上がりました。
つづら折りが厳しかったのは、矢倉沢休憩所のこの辺。こんな激坂にもバスが来ています。バスが良く登れるなぁというのと、後はよくつづら折りを曲がれるなぁと感じています。
エグい坂道を登りきったら、何とか頂上の足柄城址公園に着きました。よくブログやらSNSで見かける写真を自分でも撮ってみました。
帰り道に金太郎のイラストが書かれた看板がありました。この周辺は金太郎の住んでいた足柄山らしいです。ちなみに背負っているのは、斧じゃなくてマサカリです。
神奈川西部と静岡東部出身の人ではないと、金太郎は、あんまり知らないと思います。足柄山の金太郎、熊にまたがりお馬の稽古、をしていますね。地方から神奈川に来た人は、知らないことが多かったです。
足柄峠の注意事項
足柄峠をヒルクライムするのに注意事項が2点あるので、書いてみました。
- ヤビツ峠40分前半でも、足柄峠はキツイ。34/28Tの組み合わせでもギアが足りない。腰の負担を減らすために30Tとか32Tが欲しい。
- 神奈川方面へのダウンヒルは勾配が10%を超えているし、カーブがキツイので、オーバーランをしないよう、注意が必要です。
勾配がきついので、色々と注意が必要です。
足柄峠のご褒美
足柄峠のご褒美と言ったら、やっぱり万葉うどんになりますね。頑張って、登ってきたんだし、食べて帰っても良いかなぁと行くことにしました。今回は湯うどんにしてみました。
足柄峠を登って、お腹も空いていたからぺろっと完食をしてしまいました。ちなみに、万葉うどんにいた店員さんは、まだ入って日が短いのか、右往左往していました。
うどん以外にも富士山が見えたり、他にも景色が良かったです。
まずは富士山の写真から。写真だと小さく見えるけど、実際はもう少し大きく見えたんだけどなぁ。
後は下山途中に撮った写真も貼っておきます。つづら折りの写真を取り忘れたのを後悔しています…。
最後に
かろうじて足柄峠を登ることは出来ましたが、腰がボロボロになりました。好奇心では登らない方が良いです。次は、シューズのインソールが足に合っていないので、合うようになったら、チャレンジしてみようかなぁと思っています。