はじめに
先日、こちらでGarmin Edge820Jのネタを書きましたが、詳細な点を今日は述べていこうと思います。レビューと言うか、インプレというか、そんな感じで書いていきます。
早速Garmin Edge 820Jをレビューします。
今回レビューしたファームウェアのバージョンは、4.10です。(買ってから更新していません…。新しいファームウェアでいい評判、聞かない)
Edge820の搭載機能
以前、使用していたのは、Edge 510Jなので、これを比較機としてレビューしてみます。
- タッチスクリーン(静電式) ←感圧式ではない
- Connect IQというGoole playみたいなのが用意され、 ここからアプリをダウンロードできる。(欲しいアプリがない)
- Ege510Jよりも小型になった。
- スタート忘れ防止機能
- 解像度 2.3インチ 200×265px (低解像度)
- WIFIとBluetooth機能付き
- Group Track機能
- 事故通知機能・マイクロSDが使用可能
- パワーメーターがあるとコンディション、リカバリータイム、FTP、VO2MAXを計算してくれる。 FTPとVO2MAXはロードバイクに乗る人のパフォーマンス(実力)を表しています。
Pros (Good)
- BluetoothとWifiでデータをGarmin Connectに送ることが可能。
- VO2MAX, FTP, リカバリータイムなどが測定できる
- Group track機能がある。サイクリング仲間に居場所を知らせることが出来ます。 (ぼっちライダーの私には関係ありませんが…)
- 地図搭載でナビ対応。電話番号検索からのナビは非常に便利。
- カラー液晶
- Garmin Connect経由でStravaへデータ転送が可能。
- 重量が68gと軽め。
- Edge510Jよりも一回り小さい (比較写真を下に貼っておきます。左:510J、右:820J)
Cons (Bad)
- タッチパネルがいまいち。感圧式ではないので、グローブを付けるとタッチが認識されない。スマホ対応のグローブが別途必要
- ナビは殆どおまけ。一通りしかルートが出てこず、ルート選択が出来ない。 (スマホのナビと連携できたら良いのに…)
- 高度がおかしい。海近くに住んでいるのですが、-20m低い値が表示されます。(Firmware v8.1で改善されたようです)
- 高度計がおかしいためか、勾配の表示もおかしい。 (Firmware v8.1で改善したようです) 具体的に、坂道を登っているはずなのに勾配が0%のまま。1分くらい遅れて、勾配が更新し始める。
- 値段が高い。心拍計とスピード、ケイデンスセンサー付きで6万弱…。
- ファームの作りもイマイチ。
- 高い。6万円弱。この値段だったら、LEZYNEのMEGA XL GPSでもいいかなぁと思ってしまいます。定価が税別24,000円です。
Edge 820Jのまとめ
総評
6万円と高い割にちょっとファームウエアの出来が良くない気がします。地図とナビがどうしても必要で安くしたかったらのみ、820J。もっとちゃんとしたナビが欲しければ、1030J。もしくは、スマホ+520Jで良いんではないでしょうか。
タッチパネル
タッチパネルが感圧式ではなく、静電式になったため、グローブによってはタッチを認識しないともあります。更にタッチパネルの感度というか、リアクションがヌルヌルしているので、ストレスが溜まります。
日本地図
地図は裏道や迂回路を探す時には便利です。この時くらいしか使えない。新しい道を通ってしまったようで道がない道を進むことがありました…。アップデートはしてほしいし、解像度も足りない。全然情報がたりません。
次買う時は、800シリーズは買わないかもしれません。地図を画面に出力すると、下に添付した写真な感じです…。スマホで見慣れた地図と比較すると、解像度が全然足りません…。帯に短したすきに長し、的な中途半端なサイコンです。
どのGarminのサイコンを選んだら良いの?
Garminのサイクルコンピュータを使いたい場合、管理人のオススメを考えてみました。
・安いのが良い → Edge 520 or 530 + 地図はスマホで補完。
・高いけど、ちゃんとした地図があった方が良い → Edge 1030
・画面が大きいほうが良い→ Edge 1030
・とりあえず、割安でナビがあったらいいかなぁ→ Edge 820 or 830
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