[レビュー] Cyclami TPU TUBE。軽量化にいかが?

はじめに

以前、本ブログで激安中華TPUチューブを買ったよ、という記事を書きました。この記事では、TPUチューブを買ったから少し紹介してみる!という内容だったので、今回は実際にロードバイクに装着して500kmくらい使った感想をこの記事で紹介していきます。

TPUチューブとは

熱可塑性ポリウレタンとで作られたチューブです。従来使われているブチルチューブと比べて、軽いくて、丈夫なのが特徴、と管理人は理解しています。一度空気を入れると、ブチルチューブのように元に戻らないので、空気の入れすぎには注意が必要です。ゴムと言うか薄いプラスチックな感じです。TPUの表現がちょっと表現が不適切なものしか思い浮かばないので省略します。

中華TPUチューブを使った感想

中華TPUチューブを使った感想を以下にまとめてみます。重さ、走行感、装着の難しさをメインに報告します。今回は、Cyclami(サイクラミ)製のTPUチューブをリムブレーキモデルのGiant TCR Advanced SL(2016)に使ってみました。ホイールは、カーボンホイールのBora oneです。

TPUチューブの軽さ

TPUチューブの重量は1本で34g。ブチルチューブが100gくらいだったので、65gくらい軽くなる。ポテトチップス1袋分くらい軽くなったはずなのに、ロードバイクにTPUチューブを付けてしまうと、違いがわからない…。最近のポテトチップスは65gもないかな…。

管理人は、鈍感なので、イマイチよくわからない…。

乗り心地

ザラザラな道路を走った時のノイズが少ない。

なぜだろうと、頑張ってお尻から感じる振動を分析してみると、ブチルチューブと同じ空気圧でもTPUチューブの方が変形して、地面とのチューブの接触面積が大きくなっているような間隔がある。その結果、振動が減るのと、地面とタイヤの接触面積が増えて、乗り心地とハンドリングが良くなった感触。

耐パンク性

TPUチューブとブチルチューブを触ったところ、TPUチューブの方が固く、パンクに対しての耐性は高そうです。パンクに対しての性能にかんしては、分かり次第アップデートしていきます。

ホイールの装着

TPUチューブをホイールに取り付けるのはコツがいる。

空気を入れすぎると、ブチルチューブみたいに元に戻らないので、慎重にチューブをタイヤに中に入れ込まないといない。バルブ付近はチューブを噛んでしまったので、バルグをグイグイと押したり引いたりして、チューブを

価格と品質(コストパフォーマンス、コスパ)

管理人が大好きなAliexpressだと、TPUチューブ1本が1000円以下で買うことが出来ます。Amazonだったら、日本の代理店から出ているExarのTPUチューブが一番買いやすいし、問題があった時のサポートを受けやすいです。このExarのTPUチューブは1650円。どちらも税込みの値段です。

WiggleからLifelineの激安ブチルチューブが買えなくなってしまったので、1000円くらいするけど、激安TPUチューブを使う選択肢はありといえばありです。

以前、X(旧Twitter)でポストしていたら、中華パーツを主に扱っている代理店の方から、コメントを頂いたので、シェアしておきます。

CYDYっていう中華のTPUチューブは知りませんでしたが、今まで売っていたMagene Exar TPUよりも安いので、Amazonのリンクを貼っておきます。CYDYにTPUチューブは1本1000円です。

Wiggleのプライベイトブランドのブチルチューブを長年使っていたので国内価格を把握していませんでしたが、ブリジストンのブチルチューブが700円くらいなので、TPUチューブとブチルチューブの価格差は300円もないのでTPUチューブを導入しやすいですね。

空気保持性能。一週間で抜ける空気圧は?

空気漏れは。1週間で2気圧(30psi)くらい抜けます。ブチルチューブの空気漏れは、1週間で1気圧程度だったので、空気入れも頻度は2週間から1週間に一度の頻度に増えます。この空気の抜けの具合がバルブによるものか、TPUとブチルの違いによるものかがわかりません。

サイズ感

ブチルチューブ1本でTPUチューブが3本入る。TPUチューブが圧倒的に省スペース。ブチルチューブと比較すると、4割くらいスペースが少ないです。サドルバッグに2本くらいは入るサイズ感です。出先でパンクして、パンク修理を一度失敗しても、スペアがもう一本ある安心感は心強いですよ。新年早々パンクで大変な目に遭った管理人はつくつくそう思っています。少なくともチューブパッチは持っていた方が良いです。

TPUチューブ vs ブチルチューブ

TPUを使い始めて、TPUチューブとブチルチューブを比べて、TPUチューブの良い点と悪い点を箇条書きしてみました。

TPUチューブがブチルチューブより良い点

  • 重量
  • 耐久性
  • 乗り心地
  • コスパ
  • 収納スペース

TPUチューブがブチルチューブより悪い点

  • 価格
  • ホイールへの装着性
  • 耐熱性 (←リムブレーキだと注意。ディスクブレーキだと考慮に入れなくてOK)

まだ不明

  • 品質

最後に

この記事では、CyclamiのTPUチューブについて書いてみました。

初めてTPUチューブを使っってみた感想としては、TPUの軽さよりも乗り心地の良さを感じました。品質に問題がなければ、このままTPUチューブを使い続けると思います。ダメだったら、とりあえず違うメーカーのTPUチューブを使ってみるかなぁと思っていますが、どうなることでしょう。

TPUチューブに問題がなければ、常用使いになると思うので、チューブレス運用のメリットは全然感じなくなるので、チューブレス運用もやめると思います。乗り心地だけのために、余計なコスト(金銭的、重量的、運用的)が大きすぎるので、激安な中華TPUチューブの出現で、ますます導入するモチベーションが減ってしまいます。

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