はじめに
先日、足柄峠の帰りにチェーンが切れてしまい、トボトボと5kmくらいを歩いて帰った話は記事にしました。(記事は、こちら) 仕事が忙しくて、ディスクブレーキのVengeっていうロードバイクになかなかチェーンを付けることが出来ません。チェーンを付けるまでの間、リムブレーキのロードバイクを乗っていたので、ブレーキの違いを書いてみます。
ロードバイク
リムブレーキとディスクブレーキのロードバイクは、以下の通りです。
ディスクブレーキ:Specialized Venge ← エアロモデル
リムブレーキ: Giant TCR ADVANCED SL ←軽量オールラウンドモデル
ディスクブレーキとリムブレーキの違い
リムブレーキとディスクブレーキの違いで感じた違いをちょっと箇条書きしてみます。
今回の違いは、ディスクブレーキからリムブレーキを使った時の感想です。
- 重心が違う。フラフラする。
- ブレーキをかけるタイミングがずれる。遅れる。
- ロードバイクが軽い。ダンシングでフレームが振りやすい。
それぞれ詳細について、違いに書いていきます。
重心の違い
ディスクブレーキとリムブレーキって、構成が違います。
ディスクブレーキは、フォークの先端、ホイールの中心付近にブレーキが付いています。リムブレーキは、ホイールの外側にブレーキが付いています。
ディスクブレーキのロードバイクとリムブレーキのロードバイクの写真を貼っておきます。
またディスクブレーキは、金属製のローターにパッドを挟んで止めるので、より重心が下側になります。ホイールの中心にローターが付いています。
リムブレーキはタイヤの外側にブレーキがあります。
ブレーキのタイミング
リムブレーキだと、ディスクブレーキと比べると、ブレーキの効き始めが弱いです。感覚をグラフにすると下のようになります。ブレーキのかかる力は、同じ感じがします。
ディスクブレーキからリムブレーキに変えた初日は、ブレーキをかけるタイミングが遅れてしまいます。その結果、赤信号で止まるタイミングが遅れて、停止線からオーバーします。後は、曲がる時にブレーキを掛けるタイミングが遅れてしまって、膨らんでしまいます。
ただ乗っているうちにブレーキの感覚を覚えてくるので、1週間もしているとリムブレーキに慣れます。
リムブレーキのロードバイクが軽い
ディスクブレーキとリムブレーキの重量差は、ざっくり書いてしまうと、ほぼローターから来ています。Dura-aceグレードのローターを使った場合だと、前後で200gくらいリムブレーキより重いです。
後は、TCR ADVANCED SLが軽量フレームでVENGEがエアロフレームなのが更に重量差を感じた要因だと思います。
それなので、TCR ADVANCED SLの方がダンシング時にロードバイクを振りやすいです。
最後に
今回は、ディスクブレーキからリムブレーキのロードバイクに乗り換えた話をしてみました。最初はブレーキをかけるタイミングが遅れたり、重心が軽くてフラフラしてしまったりして、少し違いを感じました。最初は、スピードを抑えて走っていましたが、ただ1週間も乗っているとリムブレーキの感覚になれるようになりますね。