[レビュー] 4iiii PRECISION PRO DUAL SIDED POWER METER – ULTEGRA R8000 みんな大好き両脚タイプのパワーメーターのレビューですよ。

はじめに

今回は、新しく買ったVengeのために、4iiii PRECISION PRO DUAL SIDED POWER METER – ULTEGRA R8000を購入したので、ブログの記事にしてみました。ちなみに使っているサイクルコンピューターは、Garmin Edge 1030です。かれこれ、5代目のパワーメーターになります。結構な数のパワーメーターを使っていますね。

スペック紹介

まずは、4iiii PRECISION PRO DUAL SIDED POWER METERのスペックを紹介してみます。公式サイトから引っ張ってきました。

Module Weight: 9g (0.3oz)
Power Range: 0-4000W
Cadence Range: 30-150RPM
Communication Protocols: ANT+, Bluetooth
Operating Temperature: 0 to 50°C
Storage Temperature: -20 to 50°C
Battery Type: CR2032
Battery Life: 100+ hours
Waterproof Rating: IPX7, IPX5
Length: 37.7mm (1.5in)
Width: 27.6mm (1.1in)
Depth: 7.5mm (0.3in)

https://4iiii.com/world/products/pdp/left-side-precision-powermeter-ride-ready/

色々と記載されていますが、精度は記載されていません…。どこかのサイトで精度は、1%以内と記載されていましたが、本当かどうかはわからない…(汗)。 ケイデンスセンサーも付いているのも良いですね。これにGPSを搭載したサイコンを使っていたら、スピードケイデンスセンサーが要らなくなります。

管理人とパワーメーターの付き合いについて

管理人は、3年前(2017年)に4iiiiの片側のパワーメーターを購入してから、パワーメーターをすでに3台購入しています。なので、それなりにちゃんとしたレビューというかインプレを書けると思っています。ちなみに、以前書いた記事を以下に貼り付けておきます。ちなみに、使っている、もしくは使っていたパワーメーターは、4iiii Presicion powermeter(左足クランクのみ), シマノ FC-R9100-P,中華パワーメーターのXcadeyのX-powerの3台です。

ファームウェアのバージョン

まず、最初にファームウェアのバージョンをお知らせしておきますね。ちょっとファームウェアの更新で機能の違いが出てきます。ちなみに、このパワーメーターですが、半年くらい前の2020年3月に購入しました。

アップデート前: 3.00
アップデート後: 3.20

使う前にスマホのアプリを使って、ファームウェアの更新をしました。ついでにANT+のIDもメモって置くと、Garminとの接続が楽になります。管理人の場合、このパワーメーター以外にも2台パワーメーターがあって、どのANT+のIDがどれかが把握しきれなくなってしまっています。

4iiii PRECISION PRO DUAL SIDED POWER METERが出来る点と出来ない点

4iiii PRECISION PRO DUAL SIDED POWER METERが出来ることと出来ないことを紹介してみます。結論を先に行ってしまうと、このパワーメーターで出来ることはシマノのFD-R9100-Pとそんなに変わらないと思います。

出来ること

  • 両脚のパワーの測定
  • 両脚のパワーのバランス比
  • トルク効率
  • ペダルスムーズネス

出来ないこと

  • ペダリングのベクトル

ガーミンコネクトから参考がてらデーターをスクリーンショットをコピーしてきました。貧脚なのは置いといて下さい。新型コロナウイルスでロングライドをしなかったんだけど、半年ぶりに100km近く走った結果です。これからコンディションを上げていくので、こちらの貧脚なのは無視して下さいm(_ _)m。はい、左右のパワー測定以外にも、トルク効率ペダルスムーズネスを測定できます。購入時のファームウェアが3.0だと、両脚のパワーしか出ません。

Garmin Connectからのコピー

PROS(良い点)とCONS(悪い点)

4iiii PRECISION PRO DUAL SIDED POWER METERのPROS(良い点)とCONS(悪い点)をまとめてみました。

PROS(良い点)

  • 価格は、Probikekitのセール時だと7万円以下で購入可能。
  • 両脚のパワーを測定可能。ついでにトルク効率とペダルスムーズネスも測定可能。
  • コイン電池CR2032なので、電池切れしてもコンビニで入手可能。
  • シマノ FC-R9100-Pと比べて、取り付けが楽。普通のクランクと変わりなし。

CONS(悪い点)

  • 設定がちょっと煩雑。スマホが必要。Garmin単体だと上手く接続出来無さそう。
  • 右脚側のパワーメーターを壊しやすいので、注意が必要。詳細は以下のブログ記事をご参照下さい。

その他

  • 電源は、CR2032のコイン電池。充電池ではない。100時間程度の動作が可能。2ヶ月に一回くらいで両側の電池を交換している。
  • 両側に、電池を入れるので、片方の電池が切れた場合は、片側で動作して、パワーは2倍されます。要は、片側のパワーメーターとして動作します。
  • バッテリーが切れそうになると、Garmin Edge 1030だと知らせてくれる。
  • 精度は、1%以内。

4iiii Precision Pro Dual Sided Power Meter – Ultegra R8000

[Wiggle]4iiii – Precision Pro Ultegra R8000 パワーメーター

こんな方にオススメ

この4iiii PRECISION PRO DUAL SIDED POWER METERをオススメする方を書いてみます。

  • 両脚のパワーを知りたい方
  • クランクをまるごと交換したい方。

クランクをまるごと交換したい方ですが、クランクを買った後、片側ペダルタイプのパワーメーターを買ったら左クランクが無駄になってしまいます。その分、無駄遣いになってしまいます。だから、4iiii PRECISION PRO DUAL SIDED POWER METERを買ってしまっても良いと思います。

Dura-Aceグレードだったら、シマノのFC-R9100-Pでも良いと思います。価格差は、あまり無いですし、充電式バッテリーが内蔵されているもが便利かと思います。ただ、配線があるので、取り付けが、ちょっと面倒です。

まとめ

今回は、4iiiiのパワーメーターを紹介してみました。結構、片足の4iiiiのパワーメーターを使っている方は多いかなぁと思いますが、あまり両脚タイプのパワーメーターを使っている方は少ない方が少ないので、ブログで紹介をしてみました。機能的にはシマノのFC-R9100-Pと同等の機能です。シマノのパワーメーターは取り付けが結構面倒ですが、4iiiiiのパワーメーターは普通のクランクと同じ取り付け方法になるので、とても楽です。後、Dura-Aceグレードは要らない、という方の選択肢に入ってくると思います。気になることがあれば、ご質問下さい。

4iiii Precision Pro Dual Sided Power Meter – Ultegra R8000

[Wiggle]4iiii – Precision Pro Ultegra R8000 パワーメーター

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