はじめに
以前、こちらの記事でパワーメータについて、書きました。あれから、数ヶ月して、ついにパワーメータを買ってしまいました。
ちょっと記事にまとめましたので、ご購読頂ければと思い、記事にまとめてみました。
4iiii Precision 2.0 3D パワーメーター 購入に至るまで
Step1 パワーメーターの種類について
パワーメータですが、色々な種類(方式)があります。ペダル型、ハブ型、クランク取り付け型、クランク内蔵型など。それぞれ一長一短ありますが、今回購入したのは、左クランク取り付け型です。
結果として、取り付け楽で自分でも出来る。左のみだと割りと安い。左クランクのパワーを2倍にさせて、出力させています。ペダル型も良いかなぁと思いましたが、ペダルがLOOK対応しかないので、購入をためらいました。
Step2 どのパワーメーターにしようかなぁ。
では、どのメーカーにするか。そこで出てきたのが、以下の4つ。
- サポートを楽に受けれそうなPioneer
- 割りと安い4iiii(フォーアイと読みます)。と言っても5万弱はします…。→コストダウンが進んで、3万円程度で買えるようになりました。(2019.6.27 update)
- Stagesは、4iiiiよりも値段が高いのでパス。特に大きな違いもない。
- 中華パワーメーターも信頼性の観点からパス。値段もそこまで安くない…。
Step3 リスク覚悟で4iiiiのパワーメーターを購入!
実際に自分のCanyon Ultimate CF SLXに装着出来るか。以前、こちらの記事で4iiiiのクランクとフレームのクリアランス(隙間)が十分で無いと、パワーメータがフレームに接触してしまいます。
Step2で書きましたが、4iiiiが安いし、評判も悪くないし、手に入りやすいので、これを買ってみました。
Pioneerを買わなかった理由は、Bluetoothがなかったり、4iiiiよりもセンサーが厚かったりと、色々と問題があり、脱落。(おまけにWiggleでは常に売り切れ状態、待っている間に入荷中止、他)
結局、選択肢が4iiiiしか残らなかったので、クリアランスの問題が残っていましたが、4iiiiをRibbleで注文。値段は、Ultegraの左クランクにパワーメータが付いて、55,000円。荷物は1週間程度で荷物がイギリスから届きました。
パワーメーターの外箱はこちらです。QUICKSTEPというプロチームにパワーメーターを提供しています。
Step4 Canyon Ultimate CF SLXに取り付けられる?
馴れない作業なので手間取ってしまい、2時間位かけてロードバイクに装着しました。とりあえず、チェーンステーとパワーメーターのクリアランスは確保出来ました。特にフレームサイズがXLの場合は、蓋をヤスリで削ったりする加工とかは必要ありませんでした。
簡単なレビュー
ここから、レビューと言うかインプレを書いていきます。
スペック紹介
まずは、4iiii社からスペックシートを引用してみます。
Module Weight: 9g (0.3oz)Power Range: 0-4000WCadence Range: 30-150RPMCommunication Protocols: ANT+, BluetoothOperating Temperature: 0 to 50°CStorage Temperature: -20 to 50°C (4-122°F)Battery Type: CR2032 lithium ion coin cellBattery Life: 100+ hoursWaterproof Rating: IPX7, IPX5Length: 37.7mm (1.5in)Width: 27.6mm (1.1in)Depth: 7.5mm (0.3in)引用元) https://4iiii.com/world/products/pdp/left-side-precision-powermeter-ride-ready/
レビュー
Canyon Ultimate cf SLXでご購入をご検討の方、4iiiiのパワーメーターは使えます。隙間はあまりありませんが、XLのフレームサイズではフレームとの干渉なしに使えています。設置可能です。後、Ribble R872とVengeでも使えます。
3ヶ月間使った感想ですが、特に不具合らしい不具合はありません。変なデータを出したり、ハングったりしたりするようなこともなく、普通に使えています。問題なくデーターを出力するのって、こういった測定器については、とても重要ですよね。またバッテリーが少なくなってくると、Garminへはアラートが表示されます。いざ乗ろうとした時に充電切れっていうことも避けれるので、これも便利です。値段も安いし(コスパが良い)、変なデータを吐き出さないし、おすすめできるパワーメーターです。
2つ目は、ケイデンスセンサーが内蔵しているので、ケイデンスセンサーを買う必要がなくなります。GPS内臓のサイクルコンピューターを使えば、99%くらいケイデンス+スピードセンサーが要らなくなります。
3つ目は、パワーしか測れません。どの角度で、どのくらいのパワーで踏み込んだかについては、わかりません。
4つ目は、価格が比較的に安く手に入ることです。これよりも安い中華パワーメーターがありますが、品質やサポートに問題があるので、あまり購入はオススメしません。
5つ目は、電池がCR2032というボタン電池なので、万が一電池がなくなったとしてもコンビニで購入可能です。100時間以上使えるとのことです。
補足 – 両脚タイプのパワーメータを買ってしまった。
4iiiiのパワーメーターを使っていて、特に問題もないので、両脚タイプのパワーメーターを買ってしまいましたよ。クランクが欲しかったんですが、クランクを買ったらパワーメーターが付いてしまっていました。
その他
バッテリーは、CR2032を使います。このバッテリー1つで2500km走行可能でした。電池交換は、少しテクニックが要ります。難しくないですよ。バッテリーが普通にやると取れないので、適当な磁石でバッテリーを吸い寄せて、バッテリーカバーから取り除いて下さい。Youtubeに適当な動画があったので、貼り付けておくので、この動画を参考にしてみて下さい。ドライバで取るよりもずーっと簡単です。
もっと安くパワーメーターを購入したいとお考えの方もいるかもしれません。その選択肢に中華パワーメーターもあります。例えば、X-power! 最近4iiiiのパワーメータがPBKで値下げされて3万円くらいで買えるので、わざわざ中華パワーメーターを買うのもどうかなぁ、と思います。あれって、使ったことありますが、信頼性が低くマトモに動かなったです。中華パワーメーターも買って、記事にしているので興味があれば読んでいただけると嬉しいです。
ちなみに、Wiggleでも4iiiiのパワーメーターが売ってますね。
4iiii – Dura-Ace FC-R9100 レフトアームパワーメーター
ちなみに、両脚クランクタイプの4iiiiのパワーメーターを購入したので、記事にしてみました。こちらもオススメのパワーメーターです。
[レビュー]中華パワーメーター XcadeyのX-Power ちょっとオススメできません。
公式URL: https://4iiii.com/
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