はじめに
このブログ記事では、4iiiiの両脚パワーメーターを壊してしまった話をします。具体的には右脚のパワーメーターを壊した話です。左側のパワーメーターではないので、左脚クランクのパワーメーターを使用している方は高みの見物で、この記事を読んで頂けると幸いです。
右脚のパワーメーター壊れたと思った理由は?
管理人のVENGEに使っているパワーメーターは、4iiii PRECISION PRO DUAL SIDED POWER METERなので両脚のパワーが測定可能です。ある時にパワーが想定している数値よりも100wくらい低い。明らかに左右でのパワーがおかしい。例えば、左が150w、右が50wとか考えにくいパワーが出てくる。
これと、ロングライドをすると、一度はパワーメーターとサイクルコンピューターとの通信が途切れたりしまた。
キャリブレーションをかけても、キャリブレーションをかけた時は左右で50%付近の値が出ているのですが、時間が経つと右脚のパワーが明らかに怪しくなって、右側のパワーが少なくなっている。その度にキャリブレーションをしていましたが、おかしいなぁと思ってました。
ある時、右側のパワーメーターをみたら、衝撃の事実に気づいてしまう(´・ω・`)。
具体的にデーターを出すと、以下の通り。同じコースを走った時の左右のパワー比です。1つ目(左下のグラフ)がシマノのFC-R9100P、もう一つ(右下のグラフ)が4iiii PRECISION PRO DUAL SIDED POWER METERです。
左のグラフを見ると、明らかに左右のパワー比がおかしい。これ、4iiii PRECISION PRO DUAL SIDED POWER METERです。
パワーメーターの実物を見てみた。
動作が怪しいので、とりあえず現物のパワーメーターの目視確認。右側のパワーメーターが割れているじゃないか…( ゚д゚)。
壊れた4iiiiの右足のパワーメーターの写真は以下の通り。
蓋のネジが割れたし、本体側のネジ穴周りの樹脂も割れている…。
管理人のトルク管理が失敗して、オーバートルクになったっぽい…(T_T)。
壊した原因を考えてみた
オーバートルクでパワーメーターを壊したのは明らかですが、それに至った原因も書いてみます。
- 電池とコネクタの接触不良だったため、トルクが高めにしてしまった。
- パワーメーターが柔らかめなプラスチック素材だったため、破壊しやすかった。
- バッテリーがCR2032で毎月交換する必要があったため、開閉回数が多かったため、壊す確率を上げた。
- マニュアルや電池のには、Max torqueが記載されていない。
例えば、どれかが対策がされていたら、壊すことはなかったかなぁと考えています。プラスチックじゃなくて、金属製だったら、とか。接触不良が起きなかったり、とか。CR2032じゃなくて、充電式だったら、とか電池持ちがもう少しよかったら、と思うと問題は発生しなかったか、壊れるまでの時間がより稼げただろうなぁと思っています。
4iiiiの左クランクのパワーメーターの評判は良いですが、両脚のパワーメーターはちょっとどうなんだろうって感じてしまいました。他のメーカーの方が良いような気がしたり、左側だけでいいかなぁとも思ったり。
最終的にどうしたの?
皆様は、右側のパワーメーターが壊れてしまったから、どうしたのか気になりませんか?
結局、左クランクでパワー管理をすることになりました…。左右比は半々だとわかっているので良いこととします。はい、これで3万円くらい無駄にしてしまいました…。みなさんもご注意を…。
ちなみに、左クランクは、蓋がドライバー式じゃなくて、ツメを回して開けるタイプなので、トルク管理は必要ありません。なので、個人に依存する調整は無いので、壊すリスクは、右側よりも圧倒的に少ないので、安心して使って下さい。
最後に
4iiii PRECISION PRO DUAL SIDED POWER METERを壊した話をしてみました。4iiii PRECISION PRO DUAL SIDED POWER METERを買おうかなぁと思われている方は、止めた方が良いと思います。両足にこだわりがなければ、片足タイプの4iiii PRECISION パワーメーターにした方が良い選択になると思います。価格も安いですし。
4iiii PRECISION PRO DUAL SIDED POWER METERの購入をご検討の方、少し冷静になられたほうが良いと思います。
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