ロードバイクでナビを使うなら、法令違反にならないスピーカーを選ぼう

はじめに

ロードバイクで知らない場所に行くときには、道に迷わないために常に地図などの情報が必要になります。スマートフォンをハンドルに付けたら良いんじゃないと思われるかも知れませんが、ハンドルにスマートフォンがあると、ハンドル周りが野暮ったくなるので、使いたくありません。そうすると音声ナビが必要となります。イヤホンをしながら、ロードバイクに乗るとアウトなので、代替手段を考えてみました。

最近、高校生が通学する時間帯に出勤をすることがあるのですが、代替手段があるにも関わらず、イヤホンをしていることが多いですね。警察も高校の前で取締りをしたら、罰金を沢山手に入れることが出来るのだろうに、どうなんでしょうね。後、人から聞いた話なのですが、自転車通学しても自転車保険に入ることは強制ではないそうです。ぶつけられたら、後々大変そうです。

スピーカーが必要な理由

スピーカーが欲しい理由は、音楽再生ではなくて、目的地までナビして欲しいからです。サイコンで、案内もしてくれますが、目的地の設定が面倒ですし、その時の交通状態を把握していないので、混んでいる道を案内されて、ストレスを感じてしまうことがありました。

その結果、Google mapのナビと音声案内をして欲しくなり、スマホとBluetoothに対応したスピーカーを組み合せが良いと思うようになりました。

神奈川県の条例

イヤホンをすると、管理人の住んでいる神奈川県では条例に抵触してしまって、罰金を払うことになってしまいます。ハンズフリー装置を使えば、問題無さそうです。一応、耳をイヤホンで塞がなければ問題無さそうです。

https://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0261.htm

ロードバイクに使えそうなアイテムを探してみました。

管理人の目的は、音楽鑑賞ではなくて、ロングライド中のナビです。ロングライド中はロングライドに集中したいので、あまり道に迷いたくないんです。なので、耳を塞がないスピーカーを4つ探してみました。

Bluetooth スピーカー

耳も空いているので、ガンガンと大きな音を立てないと、条例にも抵触しないでしょうね。ただ300グラム程度あって、ちょっと重い。デジカメと同じくらいの重さですね。 値段は5000円程度。リュックサックのループ部分にフックを掛けてあげれば、ナビの音声が聞こえそうです。

肩掛けスピーカー

値段も1万円強で手に入り、これもナビの音声がちゃんと聞き取れそう。100グラム無いのが良い。ただ大きさや値段がネックになるかもしれません。

骨伝導(耳掛け)スピーカー

耳も塞がないし、重量が軽いですし、値段も安いので、ナビに使うには十分かと…。

骨伝導スピーカー

片耳と比べて大きくなって、重量も増えてしまいますが、ナビと音楽も聞きたいなぁ、と思う方はありかなぁと管理人は思っています。

実際使ってみた感想

管理人は、耳掛けスピーカー骨伝導スピーカーを購入し、実際のロングライドでナビ目的で使ってみました。それぞれのスピーカーの詳細と感想を書いていきます。

耳掛けスピーカー

価格

1,500円くらいで購入できました。Amazonで購入可能です。

重量

小さいだけあって、重量もとても軽いです。重量は、8グラム。

重量は、8グラム。

再生時間

スペック上では、5時間程度。まだフルでバッテリーを使い切ったことはありません。

実際に使ってみた感想

まだこういった片耳タイプのスピーカーを試したことがなかったので、装着に少し手間取りました。ライド中に耳から落ちるということもなかったです。時速35kmくらいで走行していても風切り音で聞こえないということはありませんでした。

また十分に小さいので、サイクルウォレットにも入り、持ち運びがとても楽です。

すっぽりとサイクルウォレットに入ります。

ちなみに、使っているのは、Gorixのサイクルウォレットです。こちらもロングライドで重宝しています。

骨伝導スピーカー

価格

5,000円くらいで2年くらい前に購入しました。耳掛けスピーカーは、3ヶ月くらい前に購入しました。

重量

重量は、64グラムです。重くはないけど、耳掛けスピーカーと比べてしまうと、大きいですね。リュックサックが無いと、持ち運びが出来ませんね…。

再生時間

スペック上では、5時間程度。ロングライドで使うには十分な再生時間かと思います。

実際に使ってみた感想

低速で走る分には、ちゃんと骨伝導スピーカーで聞こえてきますが、時速35kmを超えると、風切り音でかなりナビが聞きにくくなってきます。骨伝導スピーカー部分の空気抵抗が大きく、風切り音を発生してします…。あと、上にも書きましたが、サイズが結構大きいのでリュックサックがないと、収納に困りそうです。

骨伝導の出力部分が原因で風切り音が発生しています。

肩掛けスピーカー

上で紹介したKenwoodの肩掛けスピーカーではないのですが、JBLの肩掛けスピーカー(商品紹介サイト)を持っています。主な目的が自宅での音楽鑑賞や映画鑑賞でしようしています。重量が370グラムもあるし、結構大きいので、ロングライドでは持ち出していません。耳元にスピーカーがあるので、ちゃんと聞こえるかなぁと思っています。ただ周りにも聞こえるくらいの音量だと思います。

スピーカーを使う注意点

上に紹介したスピーカーを使うと、どうしても耳から入ってくる情報が少なくなってしまいます。結果、後ろから車の存在、ロードバイクから出てくる異音、などに対しての感度が落ちてしまう気がします。イヤホンを耳にさして、自転車乗っている人がいるのが不思議です。怖くないのでしょうか。まぁ、サビサビチェーンの自転車に乗っているくらいだから、異音に対しては鈍感なんでしょうが…(汗)

まとめ

最後にロードバイクのナビ用スピーカーについて、まとめてみました。

  • ナビ目的では、片耳タイプの耳掛けスピーカーで十分だと思います。一番安いし、一番軽いのが理由です。後、サイクルウォレットにも収納可能なのもメリットです。
  • 耳掛けスピーカーは、サイクルウォレットに入れておけるので、ロングライドの時に持ち出しがとても楽です。
  • 音楽を聞きたい場合なら、肩掛けスピーカーが良いかなぁと思います。管理人はライド中には音楽は聞きませんが…。
  • ゆるポタで音楽を聞きたかったら、肩掛けスピーカーか骨伝導スピーカーが良いと思います。
  • ヒルクライムをしているときは、元気づけるために音楽を聞けると良いかも。まだ聞いたことはないですが…。

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