S-Works Vengeのバラ完をしたので、バラ完の良い点と悪い点を書いてみます。

はじめに

先日、Vengeをバラ完で組み立てたとブログ記事にしましたが、今回は、バラ完のメリットとデメリットを完成車と比較して、良い点と悪い点を書いてみました。これから、新しくロードバイクを購入しようかなぁと思っている方のご参考になればと思い、記事を作成してみました。

バラ完って?

管理人的には、バラバラに集めたパーツでロードバイクを成させる、を略して、バラ完という略語になったんだと思います。パソコン業界だったら、BTOとか、自作に当たる言葉だと思って頂けると良いと思います。

このバラ完をすると、他の人とロードバイクは被ることは殆どないです。後、自分でパーツを集めるので、組み立てたロードバイクに愛着が湧いてきます。

完成車とバラ完の良い点と悪い点

完成車とバラ完の良い点と悪い点をそれぞれ書いてます。管理人ですが、ロードバイクの完成車を3台、バラ完を2台所有していました。合計5台ロードバイクを持っていたので、この経験を活かして、バラ完の良い点と悪い点。完成車の良い点と悪い点を書いてみようと思います。

バラ完の特徴

バラ完したVengeです。

バラ完の良い点と悪い点を書いていこうと思います。

Pros(良い点)

以下の一点に限るのではないでしょうか。

  • 好きなパーツを用意できるので、無駄なパーツが出ない。結果、無駄遣いをしないで済む。特に身体と接触するパーツ(ハンドル、バーテープ、サドル、クランクなど)

Cons(悪い点)

  • 組み立てが面倒。ショップで組み立てて貰ったり、自分で組み立てる必要がある。
  • パーツ集めが大変。

完成車の特徴

Canyon Ultimate CF SLX,裏ヤビツ
完成車で購入したCanyon Ultimate CF SLX

良い点

  • とりあえず買ったら、すぐに乗れる。(良い意味でも悪い意味でも)

悪い点

  • 要らないパーツがついている。(特にホイール)
  • 身体にフィットしないパーツが付いてるか可能性が高い(ステム、クランク、ハンドルなど)。で、結局交換することになる。

バラ完と完成車の良い点と悪い点の補足

バラ完と完成車の良い点と悪い移転の補足をしたいと思います。

好きなパーツを用意できるので、無駄なパーツが出ない。

バラ完だと無駄なパーツが出ない点ですが、組み立てる前にフィッティングをすれば、身体に合うパーツがわかるので、無駄にはなりません。一方完成車ですが、フレームサイズに合う平均的なパーツを使って、組み立てているので、後々無駄が生じます。工賃だとか、パーツの書い直しだとか。

後は、完成車についているホイールは、一般的に鉄下駄ホイールと言われている重いホイールです。なので、ロードバイク購入後は5万円を出して、Campagnolo(カンパニョーロ)のZondaとか、Fulcrum(フルクラム)のRacing 3あたりに交換するケースを多々見かけます。そういう管理人もその一人で、完成車に付いていたホイールは重たかったので、Zondaを買って、交換したりしました。

完成車は、そのサイズに合う平均的なパーツが付いています。人それぞれ肩幅や足の長さや身体の硬さが違うので、パーツを交換する必要があります。後、パワーメーターが欲しくなったら、コスパの良い左クランクを買うと、完成車についていた左クランクが無駄になります。使いみちは、ほぼありません。

わかりやすい記事で、Ribble R872のオーバーホールをした時の記事が参考になると思います。オーバーホールでパーツを相当数交換しました。結果、完成車で付いていたパーツは全て交換してしまいました。

Ribble R872をオーバーホールすることにしました。
Ribble R872を2017年9月に購入し、セカンドバイクとして使用してきました。セカンドバイクとして使いましたが、通勤やロングライドで時々使っていたら、5,500kmも乗っていました。これだけ走るとワイヤーやチェーンが伸びるので、変速も上手く決まらなくない…。

パーツ集めが面倒。

今回、バラ完をして面倒だったのが、パーツ集め。どのメーカーのコンポーネントにするか。SRAMにするか、Shimanoにするか、を悩み、例えば、Shimanoにしたら、Dura-Aceにするか、Ultegraにするかを悩みます。グループセットを買っても全ては揃っていないので、別途残りのパーツを購入する必要があります。
後、ホイールとか、サドルにも悩みますよね。

組立作業が面倒

パーツを集めても、組み立てないとロードバイクになりません。組み立てることができる方は、組立時間が必要です。Vengeは管理人の初めてのディスクブレークを搭載したロードバイクだったので、ショップに依頼しました。自転車業界の人たちって、結構いい加減なので、我慢が必要です。ストレスが貯まります。フレームを持ち込んでから、組み上がるのに1ヶ月半もかかりました。その間は、色々な言い訳をされ、のらりくらい…。

オススメなフレームセット

この記事を書いていたら、ちょうどWiggleでDe Rosaのフレームセットが安く売っていたので、紹介してみようと思います。Vengeを買う前に、SK Pininfarinaを購入候補にしてました。最終的には売り切れで断念しましたが…。

De Rosa – SK Pininfarina

かっこいいエアロロードバイクです。デザインは、ピニンファリーナ社が担当しています。このピニンファリーナ社ですが、フェラーリのデザインをしていました。

De Rosa SK Pininfarina Luxury Edition De Rosa – SK Pininfarina ロードフレーム
De Rosa – SK Pininfarina Disc ロードフレーム

De Rosa – Idol

De Rosaのカーボンフレームと言ったら、Idolかなぁ。万能的なフレームっていうイメージを持っています。結構乗られている方は多いんじゃないでしょうか。

De Rosa – Idol Disc ロードフレーム
De Rosa – Idol ロードフレーム

まとめ

今回は、バラ完をすることのメリットとデメリットを書いてみました。良い点は、自分に合ったロードバイクが組み上げられること。悪い点は、組立作業(自分がやるにしても、ショップにお願いするにしても)が面倒だったりします。

初めてロードバイクを買おうかなぁと思っている方は、気軽に完成車を買ってしまうと良いかもしれません。後々、パーツ交換の費用とかそれに伴う工賃がかかってきますが…。

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