今回のブログは、R872のオーバーホールでブレーキシューも変えたので、このブレーキシューについてのレビューをしていきます。ココ最近、R872ネタが続きますね。比較にPrimeのプロカーボンパッドを使って、違いなどを含めて説明していきます。
はじめに
Ribble R872にWiggleのオリジナルブランドのRP-38という38ミリハイトのカーボンホイールを使っています。このホイールには、ブレーキシューが一緒に付いていたので、オーバーホール前まで使っていました。5,000kmくらい使ったので、もう十分に使ったと思い、評判の良かったスイスストップのブラックプリンスを購入してみました。このブレーキパッドはカーボン用のパッドです。
比較対象のブレーキシュー
今回比較するブレーキシューは、Prime プロカーボンパッド。Wiggleで値段が1,500円くらいです。
Primeのパッドですが、Wiggleで購入可能です。
購入した理由
今までホイールに一緒についていたPrime Pro carbon rim pads。このリムが制動力がいまいちでした。パッドが硬く設計させているせいか、リムに吸い付く感じがしません。その結果、止まることは止まるのですが、ピターッと思い通りに止まってくれませんでした。1500円くらいで買えるので、コスパを考えれば十分な気もしますが、個人的にはブレーキはちゃんと効いて欲しいので、物足りなさを感じていました。その結果、とりあえずBlack Princeを使うことにしました。
Black Princeを使った感想
ブレーキ時の感覚 (制動力)
ブレーキ時の感覚について、シェアしてみます。第一印象でSwiss stopのBlack Princeは、アルミリムでブレーキをかけるような感覚で止まってくれます。すすすーーぅっと進むような感じもなく、ピターっと、ちゃんと止まります。ブレーキシューが柔らかく、ブレーキシューがリムに食いつくようにブレーキがかかります。これがBlack Princeの良いところではないではないでしょうか。雨天以外で使うぶんには、アルミリムとの制動力の差異は感じられません。普段使いするには、問題はないブレーキシューと思います。
コスト
あんまり安くないです。Amazonで4個セットが4,300円もします。以前、使っていたPrimeのブレーキシューは1500円もしないので、ほぼ3倍。
雨の日の使用
怖くて、まだ試していません。カーボンリムだといくら頑張ってブレーキしてもロードバイクが止まってくれる気がしないので、怖くて試せません。偶然雨に降られたら確認してみようと思います。
(2019/10/9 追記)
通勤途中に雨に降られました。止まろうとするパッドの意思を感じますが、ブレーキの効きは悪くなります。ただPrime Pro carbon rim padsと比べると、断然に違います。ブレーキの効きは悪くなるけども一応ブレーキは効きます。一方、Prime Pro carbon rim padsは雨が降るとパッドの止まる意思は全く感じませんから…。
パッドの寿命
Twitterでも書きましたが、3~4,000kｍでブレーキパッドの溝がなくなりました。えぇ、パフォーマンスは良いのですが、高コストです。高パフォーマン、高コスト。なので、コスパは良いとは言えないですね。
その他 (途中経過)
Black Princeを使い始めて、300kmくらい使ってきましたが、ブレーキシューのカスが半端ない。よく言われる表現ですが、消しゴムのようにブレーキシューが減っていきます…。またブレーキ音がですが、キューッというような耳障りな鳴きはありません。静かにブレーキがかかります。
Black princeの寿命についても記事にしてみたので、ご一読頂けると嬉しいです。
まとめ
色々とSwiss StopのBlack Princeについて、書いてきましたが、最後にまとめたいと思います。
良い点
- ブレーキの効きが良く、思っている通りにかかる。カーボンリムでもアルミリム感覚でブレーキをかけることが出来る。
- 音鳴りも気にならない。
- 雨天時はブレーキの効きは悪くなりますが、とりあえずブレーキは効きます。
悪い点
- 値段が結構高い。4つで4,300円くらいする。
- ブレーキシューのカスの出る量が多い。消しゴムのように減っていく。3~4,000kmでパッドの溝がなくなる…。要は交換が必要になる。
ブレーキシューとの写真を撮ってみましたが、ブレーキバッドの溝は、パッドカスで埋まっていました。それくらいの量が出ます。何kmくらい持つのだろうか…。ただ、ブレーキの効きも十分なので、これをリピートすると思います。というか、リピートをしてしまいました。
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