2025 初めて芽出しに電熱マットを使ってトウモロコシ栽培をスタートさせました。

はじめに

前回は、ジャガイモ栽培を始めたことについてブログ記事にしましたが、今回はトウモロコシの栽培を始めたので記事にしました。

今年は、芽出し用に育苗マットを買ってみました。それと育苗マットを入れる衣装ケースも併せて購入。

スーパーマーケットに売っていたサツマイモからツルを出したことはあったけど、面倒だったので、一度だけしかしたことがない。

トウモロコシの品種

2025年は、トキタ種苗さんのシルキーシュガー85にしました。

低温発芽率が高いのと、サイズも450g超も狙えるとのことなのが栽培する決め手になりました。トウモロコシの発芽する時期って2月末から開始するので、この時期はまだ寒いので、発芽させるのが難しい。毎回苦労して発芽させていました。

新品種で低温発芽率が高いっていうシルキーシュガーが発売されたので、飛びついて種を買ってしまいました。

発芽方法

2025年は、どの発芽方法が発芽率が良いのか知りたいので、3つの発芽方法に挑戦しました。

ポットで栽培

最初は、セルトレイで栽培しようとしましたが、年末にクロレートっていう除草剤を畑に撒いているので、4月頭までは育苗したい。セルトレイだと、根っこが回ってしまい老化しそうだったので、9cmの育苗ポットを選択。衣装ケースに入るのがギリギリ40個だったので、この40個の育苗ポットでトウモロコシの苗を育苗することにしました。

育苗期間が長くなりそうだったので、電熱マットの上に9cmのポットを置いて育苗しました。その結果が以下の通り。

播種日:3/2、種の数:40粒、発芽率:(23/44粒)

育苗期間は1ヶ月強だったので、6cmポットでも十分なサイズだったなぁ。植え付けた時に、まだポットに余裕がありました。来年は9cmポットよりも小さなポットを使って育苗しようかなぁ。

催芽蒔きして、セルトレイで育苗

タッパウェアにキッチンペーパーを敷いて、湿らせてます。
トウモロコシの芽が出たので、セルトレイに移植。

とうもろこしの発芽率も、そこそこ良かったので、追加でもう一枚電熱マット買ってしまいました。こちらは、サツマイモのイモヅル育てるのに使います。サツマイモの切苗が欲しかったのですが、苗ツルしか手に入らず、ツルを栽培することになりました。

播種日:3/29、種の数:67粒、発芽率:83%(25/30粒)

湿らしたキッチンペーパーをタッパーウェアに敷いた後、種を置いて、発芽を待つ。発芽を確認後、セルトレイに移植しました。結果は以下の通り。

播種日:3/16、発芽後、セルトレイに移植:3/22 種の数:48粒、発芽率:82%(39/48粒)

簡易温室でセルトレイで発芽

セルトレイにトウモロコシを播種して、電熱マット上で発芽をさせる。結果は以下の通り。

セルトレイに空きスペースが出来たので、エダマメの種も播種してみました。

播種日:3/29、種の数:95.6% (65/68粒)

今回はセルトレイ(128穴)を使って、種蒔きをする。簡易温室で発芽にチャレンジ。屋外の簡易温室にセルトレイを置いて芽出しにトライしました。3月下旬に播種したため、発芽率が上がった可能性もあり、最終的には95.6%まで上昇しました。

育苗したトウモロコシの苗です。トウモロコシとエダマメを半分ずつ播種したのですが、エダマメは全然発芽せず…。水をあげすぎたが、温度が足りなかったか、これらの両方が原因か…。

(補足) 育苗マット

Amazonや楽天で売っているBRIMのHMT-330っていうヒートマットを買いました。これを衣装ケースに敷いて、トウモロコシの発芽にチャレンジしました。農業用の電熱マットを使うほどのサイズではないので、33cm×53cmのマットを使用して発芽に挑戦しました。4000円弱で買えます。普段割高な農業資材を買っているので、この電熱マットの価格が安く感じてしまいます。

最後に

今回の播種で思ったのは、とうもろこしのポットに直接播種するのは発芽率が悪いので、ポットへの直接播種は止めておこうと思います。とりあえず、タッパーウエアで加温して発芽後に、セルトレイか、ポットに植え付けることにします。

トウモロコシ葉っぱが3~4枚出揃うのが1ヶ月くらいかかるので、セルトレイで育苗をすれば良いかなぁ。3月中旬に播種して、4月中旬に植え付けのスケジュールにすれば、遅霜の被害は回避できますし、8割以上の発芽率も確保できそうです。

トウモロコシの育苗にチャレンジしてみたので、暫定的に記事を書いてました。後で、種の発芽率についてのデータは更新します。トウモロコシの発芽率って実際はどの程度なんだろう。上手い人が播種をしたら、9割くらい苗になるのかなぁ。