はじめに
ちょっと規模の大きい家庭菜園で野菜栽培をすることになり、栽培面接を取るスイカとメロンの栽培を挑戦することにしました。一人でやるには規模的には大きくて大変ですが、少しだけ人の手を借りてビニールトンネルを見様見真似で張ってみました。。
ビニールトンネルについて
畝の幅は150cmにビニールトンネルを張ってみました。
今回のビニールトンネルを作るのに、使ったものは以下の通りです。全部家になかったので、買いました。
- ビニール(農PO) 230cm
- トンネル支柱 270cm
- ビニールマルチ 150cm
- ピン (杭)
- ゴムバンド
- パッカー
- ビニール紐
ビニールトンネルを設置した目的
今回の目的は、メロンとスイカ用に2つのビニールトンネルを作りました。
メロンとスイカは高温で乾燥した気候を好むウリ科の植物なので、日本の気候(特に梅雨や春先の低温)から守ってあげることで、より確実に果実を収穫できるようにしたかったからです。初めての栽培なので失敗するリスクを極力減らしたいのがビニールトンネルを張った理由でした。
うまく張れるか、張れないか、ではなくて、張らないといけないから、ビニールトンネルを張る!という考えで設置しましたよ。
ビニールトンネルの作り方
下に貼った参考動画を見て、2週間に分けて、ビニールトンネルを張ってみました。
マルチを張る場所を耕運する
耕運機でスイカとメロンを栽培する場所を耕うんする。
幅6m、奥行き18mを耕うんしましたが、耕運機でもこれだけ広い場所を耕うんするのに半日かかりました。週末、雨の日が多くて、畑の耕耘が出来ませんでした…。2~3週間位待ったかなぁ。
マルチを張る

耕耘が遅れたので、マルチを張るのも遅れる…。1.5m幅のビニールマルチを張る。ビニールマルチが飛んで行くと困るので、マルチの縁に丁寧に土を被せる。
ビニールを張る。その他諸々。

270cmのトンネル支柱を40cm毎に設置。左右に20cm毎を埋め込み、ビニールを張る。端っこは、グルグルとビニールをまとめて、ピンで止める。ビニールを引っ張て、たるまないようにする。この後は、ビニールトンネル周辺に60cm毎にピン(杭)を打ち込み、ビニールタイでビニールを固定させました。この杭ですが、防草シートを抑える杭と同じくらいなので、ビニールタイの力で動いてしまったので、とりあえず、役はこなしてくれたけど、固定力はイマイチだったなぁ。鉄筋コンクリート用の鉄筋を買って加工したら良いかもしれないなぁとも思いました。
とりあえず、ビニールトンネルの設置は終了。
参考動画
今回のビニールトンネルの設置は、神奈川県三浦市でメロン栽培をしている三上ファームさんの動画を参考しました。同じ神奈川県内だったので、参考にしてみた。三浦イチをする時に直売所を通った記憶があります。
課題
初めて、ビニールトンネルを張ってみて、感じた課題をリスト化してみました。
課題 1: ビニールトンネルを張るのが大変…
畝幅が150cmのため、一人でビニールトンネル用のビニールを張ることは出来ませんでした。(経験値不足のため?)
結局、自分は家族の手を借りました。
課題2: 資材の価格が高い…。
ビニールトンネルの資材は、ビニールマルチ、農PO、トンネル支柱、トンネルピンなどの価格が高く、全部揃えるのに4~5万円くらいかかってしまいました。
課題3: 材料を集めるのが大変…。
近所のホームセンターには、、農POのビニールや270cmのトンネル支柱が売ってません。だいたいネットで揃えました。コメリ、日本農業システム、カインズなどを使いました。トンネル支柱は、コメリで注文をして、取りに行きました。サイズが大きいので、ネットショップでは高くて、コメリになりました。
課題4: サラリーマンだと天気の都合を合わせるのが大変…。
1.5mの畝2つと、1.5m程度の畝を3本を15m作ったので、(1.5*2 + 1.5*3)*18 = 135㎡ = 41坪を耕作する必要がありました。50cm幅の耕運機だと、そこを耕すのが大変。耕すだけで半日がかり…。それから畝を作って、ビニールマルチを張って、支柱を立てて、ビニールトンネルを張る作業で1ヶ月かかりました。
雨が降ると、畑の土がグチャグチャになってしまい、15cmくらい埋まってしまうので、作業が進みません…。
来年は、春ジャガイモの植え付けた後に、スイカとメロン用の畝の準備を進めようかなぁと考え中です。
課題5: 設置に時間がかかる。
ビニールトンネルを張るのに丸2日くらいの時間がかかりました。設置するのに時間を減らすことが出来そうなマルチャーが欲しいなぁと思いました。誰か試しに貸してくれないかなぁ。
まとめ
初めてビニールトンネルを設置してみたので、忘れないようにブログに書いてみました。参考になれば幸いです。