MAVIC Ksyrium Pro EXALITH SLのフリーバブメンテナンス方法を説明します。

今日は、MAVIC Ksyrium Pro EXALITH SLのフリーバブのメンテについて、報告します。面倒かもしれかもしれませんが、慣れると難しくないメンテナンスなので、シェアさせて頂きます。

MAVICのホイールメンテナンス はじめ

MAVIC Ksyrium Pro EXALITH SLを全くメンテをしなかったら、リアホイールから異音と異様な振動を感じるようになりました。特に坂道を降っている時に、異音と不快な振動がハブからが出るようになってきました。原因を特定したところ、リアハブ周辺から異音が出ていることがわかり、色々とネットで調べてみました。

MAVICの異音の原因

ネットで調べてみたらすぐに原因がわかりました。さっそく、この異音の原因について、説明します。
簡単に言うと、リアハブのオイル切れによって、ハブとスプロケット間の潤滑性が悪化し、お互いが擦れて異音と振動が発生している、と結論を付けました。
Mavicのホイールですが、ドライ系のサラサラのオイルを塗って、潤滑性を保っています。これって、水にとても弱いんです。雨が降った日に乗ってしまうと、このオイルが流れ出てしまうそうです。

話が少しずれますが、Mavicのホイールに乗っていて、ラチェット音がしないのは、ちゃんとメンテナンスをしているからです。ラチェット音を鳴でているMavicのホイールはメンテナンスをしなさいとのホイールからのサインです。もし身近な方で、Mavicのホイールを使っている方で、ホイールからラチェット音が出ていたら、教えて上げてくださいね。

Mavicは、1000km毎にメンテナンスを推奨しています。自分の場合は、一ヶ月に800kmくらい乗るので、1~2ヶ月に一回のペースでメンテナンスが必要ということです。
近所のショップでもメンテナンスをしてくれるのですが、一回3000円かかります。年に何回もメンテナンス出さないといけないです。毎回メンテナンスに出していたら、お金がかかり過ぎます…。なので、メンテナンスを覚えることにしました。

MAVICに必要なメンテナンスツール

必要な工具やオイルは以下の通りです。
・Mavic フリーハブ専用 Free Wheel Body Oil
・スプロケットリムーバー
・フリーホイールリムーバー
・モンキーレンチ
Mavic ハブ・スポーク兼用レンチ
・アーレンキー(6角レンチ)
・アルミトレイ (メンテナンス中に部品を置くため)

スプロケットリムーバー フリーホイールリムーバー(左:スプロケットリムーバー。右:フリーホイールリムーバー)

Mavic ミネラルオイル(Mavic フリーハブ専用 Free Wheel Body Oil)

Mavic ホイールのメンテナンスの参考動画

こちらの3つの動画を見て、メンテナンスを行いました。
上の2つの動画が全体的なメンテナンスで、一番下のが玉当たり調整を説明しています。

以下の動画でグリスが注し終わったら、最後に玉当たりが必要になります。この調整を説明しています。

実際、Mavicのホイールのメンテナンスをしてみて思ったこと。

一度目は、上のYoutubeの動画を見て、あまり理解できずにとりあえずやってみました。先日、二度目のメンテナンスを行いました。一度目はオイルが切れ過ぎていたのか、十分にオイルが行き渡らなかったのかメンテナンスの効果はイマイチで共回りがまだしてしまいました。二度目のメンテナンスで結構丁寧にオイルを塗ったら、共回りとラチェット音が消えました。慣れれば20分位で作業が終わります。

リアホイールを自転車から取り外す。

まずは、後輪をロードバイクから外します。MAVIC フリーハブ メンテ

スプロケットを取り外す

スプロケットをリアホールから外します。

MAVIC フリーハブ

とりあえず、スプロケットをアルミトレイに入れる。

スプロケット

スプロケットを外したハブです。結構汚れてますね。

とりあえずスプロケットの写真。油で汚れてていますね。。。

Mavic フリーハブ

スプロケットをリアホイールから外す。

ベアリングの上にワッシャーがあるので、絶対に無くさないようにして下さい。無いとベアリングに悪影響を及ぼします。

Mavic スプロケットを外す

最後に

あとは、上の動画をご参考にチャレンジしてみて下さい。

メンテナンスの注意事項

簡単にですが、MAVICのフリーハブのメンテナンスについての注意事項をまとめて行こうと思います。

  1. Mavic フリーハブ専用 Free Wheel Body Oilは店頭販売しているショップは稀です。Amazonとかで購入する方が楽です。
  2. スプロケットの取り付けに注意。ちゃんと正しい角度でロックリングを回して下さい。
  3. フリーハブにゴムをしようしているので、ゴムにダメージのないクリーナーをしようして下さい。
  4. ハブを外す時にラチェットをなくさないようにして下さい。バネで固定させているので、飛びやすいです。
  5. ワッシャーがベアリングの上側についています。付け忘れると、ベアリングを圧力で破損してしまいます。

1のオイルについての補足
Mavicの取扱店を4店舗まわってみましたが、どこも取り扱いがありませんでした。ひとつのショップに聞いてみたら、別のMAVICのオイルじゃないサラサラのオイルを使っているとのことです。
ちょっと写真が不足しているので、また撮ろうと思います。
メンテナンスで手が汚れているので、あんまり写真を撮れないんですよね…。

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