足柄峠の帰りにチェーンが切れて、5kmを歩いて帰る羽目になった話と対策について

はじめに

先日、足柄峠の帰り道にチェーンが切れてしまい、6kmくらいを歩いて変える羽目になったので、その時の話と予兆と考えれる原因を考えてみたいと思います。

ロードバイクを乗り始めて、10年くらいになりますが、チェーンが切れたのは、今回が初めてです。

チェーンが切れる前の予兆

予兆について説明します。

チェーンの切れる1週間くらい前から変速をすると、うまく決まらなかったり、普通に走っている時に歯飛びをしていることが起き始めました。

この時、管理人は、スプロケットが摩耗したのかなぁくらいにしか思いませんでした。とりえず、放っておきました。次のメンテナンスに見てみようと思っていました。この放っておいた結果がわるい結果をもたらすことになりました…。

変速性能が悪いなぁと思った週末に、足柄峠に行ってきました。この峠は、苦手ですが登りきりました。過去にDNF(Do Not Finish)したことが何度があります…。

足柄峠を下山して、国府津まで出た後、国道一号線を走行時、前方を走行していた別のロードバイクを抜くこうとした時に、症状が悪化しました。

チェーンが切れるに至るまで

何の症状が悪化したかというと、ペダルに力をかけるとあるタイミングで歯飛びをするようになって気持ち良くペダルを踏み込ません。騙し騙しペダリングをしていたら、あるタイミングでチェーンからブチって言う音がして、ペダルが空転してしまいました。で、チェーンを見てみると切れていました。

管理人は、一応チェーンが切れた時のために、チェーンカッターが付いたマルチツールを持ち運んでいます。これとミッシングリンクがあれば、トラブル解決が出来ます。

ただ、今回は問題があり、サドルバッグに入れていたはずのミッシングリンクがありませんでした…。なので、修理は諦めて、トボトボ歩いて6kmを帰ることにしました。

この切れたチェーンは、ミッシングリンクを使って、繋げていました。切れたチェーンの場所がミッシングリンクの近くだったら、切れた箇所とミッシングリンクを繋げれば、再度走行が可能になります。

今回のケースは、チェーンが切れた場所とミッシングリンクが短くどう足掻いてもクランクとスプロケットにチェーンを巻くことが出来ませんでした。ちょうどチェーンとミッシングリンクの中間地点でチェーンが切れた…。

管理人は、再利用可能なKMCのミッシングリンクを使うことが多いです。なぜかというと、シマノのミッシングリンクは、再利用不可だから。値段もシマノのミッシングリンクと変わらないし。

切れたチェーンを見てみよう

切れたチェーンを注意深く見てみることにしました。以下、切れたチェーンの写真を貼り付けておきます。一見してみると、左側の端っこのチェーンのコネクトピン?が見えません。

チェーン
切れたチェーン部分(横から)

次は、横からではなくて、上からチェーンを見てみます。

切れたチェーン部分(上から)

チェーンプレートが反れてしまって、ここからチェーンが抜けた。頑張ったけど、人力では、元通りにチェーンを戻すことは出来ませんでした。更に押し広げてできた隙間にチェーンを入れ込むのは、並大抵の力では出来ませんでした。

今回切れたチェーンは、KMC X11SLっていうチェーンです。シマノは個人輸入出来なくなったので、使う頻度が減りました。ここ最近は、シマノでなくても問題ないし、ずっとKMCのチェーンばかり使っています。

最後に

今回は、ロングライド中にチェーンが切れて、徒歩で家まで帰った話でした。

パンクの経験は、何十回もあって、対処には慣れています。一回のライドで前後のタイヤがパンクしたこともあります。チューブ交換も慣れたものですが、チェーンが切れたのは初めてでした。なので、十分な準備が出来ていませんでした…(T_T)

ここで一言。

使い古したミッシングリンクは捨てずに外出時のトラブル用にサドルバッグに入れておくことをオススメします。後、チェーンカッターの付いた携帯工具を持っていって下さい。

もう少し家から遠かったら、近場の自転車屋さんを探して、ミッシングリンクを買ったり、自転車保険のロードサービスを使ったりしていたりしたと思います。

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