チューブレスタイヤのメリットとデメリットを考えたら、チューブレス運用する気が無くなった…。

はじめに

ロードバイクに乗って、たぶん10年は経過したけど、管理人はチューブレスタイヤに移行できない。会社のロードバイク仲間達がチューブレスタイヤに移行したけど、彼の話を聞いても移行できない。彼が言うには運用が面倒くさいし、軽くもないし、値段も高いからチューブレスタイヤじゃなくて、チューブを入れるチューブドタイヤに戻ってきてしまいました。

エンジニアをやっているから新しいものは好きなんだけど、良い点と悪い点を並べると、悪い点が多く、重い腰が上がらない。でもTPUチューブっていう軽量チューブには食いついたりする一面を持ち合わしています。

このブログでは、チューブレスタイヤに興味はあるけど、チューブレスに移行はしていないし、チューブレスタイヤを使ったことが一度もない人間が記事を書いています。そのため、チューブレスタイヤの説明で誤りがあるかもしれませんので、予めご了承ください。

チューブレスのメリットとデメリットって何だろう…?

管理人の使っているホイールは一応チューブレスレディなので、チューブレスタイヤにも興味を持っています。

そこでチューブレスタイヤのメリットとデメリットについて考えていました。まずはデメリットから書いてみます。

デメリット

  • タイヤが重い
  • タイヤが高い
  • 3ヶ月毎にシーラントを補充
  • パンクしたら、復旧が困難。最悪DNF。
  • ホイールへの装着が大変。
  • 28cを使ったら、チューブレスタイヤのメリットを感じにくくなりそう。

一通り、デメリットを書いた後にメリットも書いてみます。メリットの数が少ない…。

メリット

  • 低圧で運用できるので乗り心地が良くなる。
  • シーラントを使っているので、パンクのリスクが減る。

個人的に乗り心地が良くなるのとパンクがしにくくなるのはメリットかなぁと感じていますが、それに対してのデメリットが多すぎて、チューブレスタイヤを運用する気にはなれないです。少し重量的に不利ですが、28cのタイヤにチューブを入れて運用しています。タイヤ交換やパンク修理でチューブ交換をしていて、そこそこのスキルが付いてきたので、パンクしても20分もあれば復旧出来ます。なので、パンクしにくいのは、個人的にはメリットにならない…。

リムテープは、ホイールによって必要なホイールやそうでないホイールがあるので除外して考えないようにします。

Agilistを例にコストと重量の紹介

TubedとTubelessの比較をしてみます。どのタイヤにしようかなぁと思ったけど、日本のメーカーで馴染みのあるパナレーサーのAgilistの28Cで紹介。早速比較表を作ってみました。

AGILESTAGILEST TLR
重量210g250g
値段7,370円8,580円

やっぱりAGILEST TLRのTubeless Tireは重いし、値段が高い…。

Tubeless Tireで運用すると、シーラントを入れると30g重くなるので280gになります。一方でTubedで運用すると、ブチル、TPU、ラテックスなどのチューブの素材によって異なりますが、30~100gの重量が重くなり、チューブドクリンチャーで運用すると240g~310gでの運用になります。管理人はTPUチューブで運用を考えているので、240gで運用できています。結果、チューブレスタイヤ運用の方が10g重い…。

ただ、TPUは中華TPUチューブでも1000円くらいするので、AGILESTとAGILEST TLRの差額が200円になりますね。さっき、貼った表を実際の使用状況に合わせた表を下に作成しました。

AGILEST+TPU TUBEAGILEST TLR
重量240g280g
値段8,370円8,580円
管理人のチューブドクリンチャーでの比較

個人的に金銭的、重量的にもチューブドクリンチャーの方がチューブレスクリンチャーよりもメリットが大きいです。

3ヶ月毎にシーラント補充が必要。

シーラントは液体のため、蒸発するので定期的に補充をする必要があるそうです。

チューブレスタイヤを運用しているロードバイク仲間が言うには、完全に液体ではないので、固形物質が残り、シーラントを入れるたびにタイヤが重たくなるとのこと…。

パンクしたら、復旧が困難。

タイヤがパンクしてしまったら復旧が大変…。パンクをしたらチューブを入れて復旧する、とかいう人がいますが、シーラントが入っているので、タイヤを外したりするとシーラントが溢れてきますね。手がベトベトになりながら、この作業をする必要があるので大変ですよね。

まずチューブレスタイヤは脱着がしにくいので、脱着できるかが不安です。

そういう心配からかIRCからもパンク時のとりあえず帰宅できるような製品が出ています。家まで帰れれば、とりあえず一安心ですね。

ホイールへの装着が大変。

まずタイヤがホイールに装着するのが難しい。装着してもタイヤがリムに納まって空気が入るかが難しい。新しくチューブレスタイヤ用の空気入れやインフレーターが必要…。

乗り心地が良くなる。

チューブレスタイヤにすると乗り心地が良くなると聞きますが、ロードバイクにチューブレスタイヤが普及してきたのって、管理人の記憶が正しければ、23cが使われていた時代。25cが受け入れられた時期と把握しています。この時だと、チューブレスとチューブドの差は乗り心地で出てきそうですが、28cで運用していると、チューブでもチューブレスまでとは行かないけど低圧で運用できるので乗り心地は、そこそこ確保出来ています。

最後に

このブログで、チューブレスタイヤのメリットを考えてみたけど、メリットよりもデメリットが多くて、チューブレスタイヤを使うメリットが出てこなかった。管理人は保守的すぎるのかなぁ。

チューブレスタイヤが最高すぎる!、チューブドクリンチャーになんて戻る気は全く無いよ!、と思われている方のご意見を聞いてみたいです。タイヤ交換も自分自身でやって、ショップに頼んでいない方の意見が聞きたいです。

チューブレスタイヤで乗り心地が良くなるのと、パンクのリスクが減るというメリットはあるかもしれませんが、最近では28cくらいでのワイドタイヤが主流になっているので、チューブレスタイヤを使うメリットが減っている気がします。

それ以外のデメリットも大きく、タイヤがはめにくい。パンクをしてしまった時の対応が困難…。このデメリットが大きくて、クリンチャーホイールに軽量なTPUチューブを使ったら良いかなぁと思ってしまっています。

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