[レビュー] ボントレガー インソール(inForm BioDynamic Cycling Insoles)

はじめに

この記事では、ボントレガーのインソールを購入して、500kmくらい使ったので、レビューをしてみることにしました。え、インソールを記事にするのと思われる方もいるかなぁと思いますが、合うインソールを使っていないのと使っているとでロードバイクのパフォーマンスが変わってくる一品です。縁の下の力持ち的なアイテムです。所詮インソールでしょ、と思わずに読んで頂けると、インソールの大事さがわかるかなぁと思います。

インソールを買おうと思った理由

インソールを日本語で言うと、中敷きです。今回、このインソールを買ったので、レビューをします。

先日、ブログでFizikのInfinito R1をいうシューズを購入したと記事にしました。この記事の中で、インソールが硬い、で足が局所的に痛くなる、とボヤいていました。痛くなる場所は、両足の親指。ペダリングで踏み込んだ時に親指に力がかかり、シューズのソールがめちゃくちゃ硬いので、親指が潰れて痛みになる。ロングライドして、ヒルクライムの時は、親指周辺に痛みが出て、ヒルクライムをするのが苦痛でした (ノД`)シクシク

シューズを買って困ったことをまとめると2点。

  • カーボンソールが硬くて、ペダリングで親指が潰れて、しびれる。
  • 土踏まずのサポートが十分に出来ていないので、インソールと土踏まずの間に隙間が出来てしまい、より親指に力がかかってしまう。

1点目は、カーボンソールなので、シューズを交換しないことには、どうしようもないので、2点目のインソールで対策をしました。

inForm BioDynamic Cycling Insolesを選んだ理由

以前、スペシャライズドのインソールを買ったので、今回は違うブランドのインソールを欲しいなぁと思い、思いつく限りのインソールを作っているブランドのホームページを見ました。例えば、スーパーフィート、シマノ、シダス、フォームソティックス、トレックなど。

トレックのインソールを買おうと思ったきかけが、ホームページにイラストが有りました。痛い場所が一般的なインソールと一緒じゃない、かと…。痛い箇所がまさにここでした。ここって、親指周辺ね…。

参照先: https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/bontrager/inform_biodynamic_insoles/

で、興味を持ったので、地元のトレックのショップで購入。店員さんは、シューズの知識はイマイチでした。値段は、税込みで5040円。安くはない価格ですねぇ。いつも思うのですが、インソールって、高いですよね。場合によっては、シューズより高いこともありえますからねぇ…。

商品説明は、こちら

inForm BioDynamic Cycling Insolesの写真

在庫があったので、注文した5日程度で届きました。ちゃんと電話連絡が来たのも、ポイントが高いです。今回、購入したのは、Low arch(ローアーチ)という土踏まずがあまりないタイプです。FIZIK INFINITO R1のソールに予めアーチサポートされていたため、シューズのインソールを考慮して、Low archにしました。

まずは、inForm BioDynamic Cycling Insolesの外箱。EUサイズで44(28cm相当)あるので、結構大きな箱です。ちなみにトレックの商品を買ったのは、今回が初めてです。近くにショップがなかったので、スペシャライズドの商品を買うことが多かったです。

インソールの表面に書いてありますが、スーパーフィートとのコラボで作っています。スーパーフィートは、アメリカのインソールを製造している会社です。

ロードバイクのシューズに合うように、もともと使っているインソールの形をなぞって、シューズの中にこのインソールが入るようにします。

先端部を切った残りです。

インソールをFIZIK INFINITO R1に入れた時の写真。このシューズとの色の相性がマッチしている。

レビュー

インソール(inForm BioDynamic Cycling Insoles)をFIZIK INFINITO R1に取り付けて、丹沢湖までロングライドをしてきました。使ってみて思ったことを書いてみます。

見ための感想

  • シューズに付属していたインソールよりも厚みがあるなぁ。
  • 土踏まず部分は、考慮されていて、ペダリング時に膝が内側に入らないようになっている。

使ってみた感想

  • 痛かった親指にかかる負担が減って、痛みが減った。足裏全体に力が分散した。
  • ダンシングした時に足裏に拇指球から子指球の足裏の盛り上がったところに痛みがありましたが、この痛みが減った。
  • かかと部分もサポートされるように設計されているので、足が動きづらくなっている。
  • 足の裏にかかる負荷が上に載せたTREKの資料に近い感じがする。

その他

  • トレックの取扱店でないと、購入できない。
  • 値段が税込みで5040円と結構な値段。ただ膝痛になって病院に行ったら、元が取れそうな価格。
  • 硬いソールを使っていないと、このインソールの有り難みは感じにくいと思う。硬いと反発力が強いから、その反発力が足裏にかかってくるので…。

まとめ

このブログ記事では、ボントレガーのインソールについて書いてきました。ロードバイク用インソールが、どのくらい役に立つアイテムか、少しでも分かって頂けると嬉しいです。メリットは、膝や足裏の痛みが減る。ペダリングの時に膝が内側に入りにくくなる。その結果、より快適にロードバイクに乗れるようになります。

フィッティングを受ける前にインソールを交換してみるのも良いと思っています。

後、もう少しコスパの良いインソールをご存知でしたら、誰か教えて下さい m(_ _)m

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