[レビュー] 今更?! Bora One 35 クリンチャー リム

はじめに

今更ですが、2021年1月に購入したBora One 35 クリンチャー リムブレーキモデルを2022年12月から使い始めたのでレビューをしてみます。今更リムブレーキのBora one 35のクリンチャーモデルです。ディスクブレーキモデルではないです…。リムブレーキモデルなので皆様の興味の賞味期限は過ぎているかもしれません…。それでもご興味があり読んで頂けると泣いて喜びます。

Bora one 35を買った理由

リムクリンチャーのBora one 35を買った理由を買う前に使っているロードバイク2台を紹介。

  • リムブレーキ:軽量オールラウンド。ナローリム(フロント24mm/リア26mm)の軽量ホイール
  • ディスクブレーキ:エアロロード。ワイドリム(52mm)のディープホイール

リムブレーキのロードバイクに付けたホイールがナローリムなので30km/を越えてからの速度をキープするのがシンドい…。特に日頃エアロモデルに乗っているので、ナローリムのホイールだと進んでいる気がしない。スピードが出ないと楽しくありません。ただ1440gと軽いのが取り柄。

ロングライドをすると必ずどこかの丘を越えるので、重量が以前使っていたホイールよりも重くなるのが嫌。そこそこのリムハイトで重量が変わらないカーボンホイールが欲しいなぁと思い、リムハイト35mmのBora one 35を購入。これで4本目のCampagnolo(Fulcrum含む)のホイール。

Campagnoloのホイールは過去にZondaを2本とFulcrum Racing zeroを1本を所有。Fulcrum Racing Zero Niteは以前にブログ記事にしています。

Giant TCR Advanced SLに装着してみたよ

Bora one 35を買ってから二年ダンボールにしまっていました。
なぜ、2年も置いてたかは、使い始めるタイミングが無かった…。リムブレーキのロードバイクがサブだったので月に数回しか乗らず、なかなかタイヤ交換をする時期にならなかったからです。しかもメインのロードバイクには丈夫なタイヤにしてしまったので、なかなか交換時期が訪れず…。やっと訪れたタイミングは購入してから2年経過してから…。

早速、Bora one 35を箱から出してみました。

この後Bora one 35にタイヤを装着して、Giant TCR Advanced SLに装着してみました。ジャジャーン。

うーん、ビジュアル的にどうだろう…。ビミョウというか少しロゴが目立つ気が…。黒と青のフレームに赤と白のロゴ…フレームとホイールの色を合計すると4色…。ちょっと色彩が豊かな気がする…。シンプルな色彩が好きな方だと、少し色がうるさいと思われるかと…。

気分を変えて少し引いて撮影した写真だとホイールのロゴは目立ちませんね。リムハイトが35mmなのでロゴが小さくなっているためかなぁとも思ってしまいます。

使ってみた感想 (まとめ)

Bora one 35 クリンチャーを使って感じた感想を良かった点とイマイチな点を箇条書きにして書いてみました。

良かった点

  • 振動は減った。
  • ヒルクライムでの重量増の影響は感じず。
  • 30km/h以上での巡航は楽になった。
  • 振動が減ったので手のしびれが減った。ただしゼロではない。
  • リムが軽いので走り出しが楽。
  • ブレーキの効きはアルミリムと比べても差は感じない。雨天でも十分にブレーキは効いてくれる。

イマイチな点

  • エアロ効果は若干少なめ
  • 一緒に付いていたブレーキシューは消しゴムのように削れる。

その他

  • 惰性(コースト)時のラチェット音は静か。

不運にも雨の日に走ることがあってので、AC3の効果をブログの以下の記事で紹介しました。

制動力は落ちるけど、劇的には落ちないので、20km/hくらいでは安心して走れると思います。カーボンホイールだと止まらないという恐怖心は持ちませんでした。

ラチェット音が静かなのは良いのか悪いのか判断が難しいところ。音が大きいと人に気づいてもらいやすくなるからベル代わりになる。

軽量アルミリムのホイールを使っていた時は、振動を拾って手がしびれやすくて、進まないなぁと思っていましたが、CampagnoloのBora one 35に変えてからは、これらの悩みが消えて、ロングライドの巡航速度が2km/hくらい速くなりました。10年くらいロードバイクに乗っていますがホイールが改めて大切だなぁって思ってしまいました。

その結果、Bora one 35を使う前までは、Specialized Venge >> Giant TCR Advanced SLだったのですが、これがSpecilized => Giant TCR Advance SLになりました。Vengeを乗ってから、Giant TCR Advanced SLは軽いけど、全然進まないロードバイクになっていましたが、Bora one 35がそれをだいぶ改善してくれて、上り坂が多い時は、TCR Advanced SLでも良いかなぁ思うようになりました。

重量

重量についてもフォローしておきます。まずは測定したときの写真を貼っておきます。。

フロントホイールが631gでリアホイールが821g。合計1452g
もともと使っていた25mmハイトのアルミホイールは1440gだったので12g重くなったけど、リムハイトが10mm高くなりました。

これで高速巡航性も少しは楽になった気がします。25mmのリムハイトだとペダルを踏んでも踏んでも進んでいる気がしなかったので苦痛でしたが、リムハイトを35mmにすることで気分的に楽になりました。

まとめ

この記事では、Bora one 35 クリンチャーのレビューについて書いてみました。2023年でチューブドクリンチャー+リムブレーキで運用している方ってロードバイクの中でどこくらいの割合なんでしょうかねぇ。今の流行りは、チューブレスディスクブレーキで運用されている方が多いんじゃないでしょうか。

そういえばカーボンホイールなので下り坂でのブレーキの仕方には注意が必要ですね。ディスクブレーキを使うことが多いのでブレーキ熱でリムが歪まないように運用する必要がありそうですね。

BORA ULTRA 35 クリンチャー・ホイールセット – 2018

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